中山獣医科病院
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高度医療と診療内容例 救急疾患
消化器疾患
胃拡張-胃捻転症候群
胃がねじれてしまう病気です。
大型犬に多く、食後の運動をきっかけに起こりやすい病気です。
吐こうとしても吐けずに苦しがり、左わき腹が膨れてくることが多く緊急手術が必要です。
腸閉塞
腸に食べ物以外の異物が詰まってしまい嘔吐が起こります。
小型犬では頻繁に吐くことが多いですが、大型犬では症状がわかりにくいこともあるので注意してください。
レントゲンに写るもの(骨、石などの硬いもの)であれば診断は早くできますが、写らないもの(布、ひも、スポンジ、木くずなどのあまり硬くないもの)は診断が困難で、バリウム検査や試験的な開腹が必要なこともあります。
泌尿生殖器疾患
子宮蓄膿症
子宮に膿がたまる病気です。
正常発情が終わって1〜2ヶ月の間にまた出血したり、おりものが見られたりすることが多く、水をたくさん飲み、おしっこの量が増加することもあります。
治療が遅れると死亡率が高くなりますので注意が必要です。
犬や猫ではとてもかかる可能性の高い病気ですが、若いうちに避妊手術をしておくとこの病気を防ぐことができます。
尿道閉塞
尿道の細いオスの猫に多い病気です。
尿結石と分泌物が尿道に詰まってしまいます。
何度もトイレに行き、おしっこをしたがっているのに出ないといった症状が出ます。
丸一日おしっこが出ないと命にかかわることもあるので緊急処置が必要です。
その他
熱中症
犬や猫は汗をかけないので、人よりずっと暑さに弱い生き物です。
また地面に近い位置に体があるため、直射日光に加え照り返しによる熱にさらされます。
まだそれほど暑くないと油断しがちですが、5月ごろから発生するので注意が必要です。
炎天下の散歩はもちろん、日の暮れかかりでもアスファルトが熱い間は散歩を控えましょう。
ぜーぜーと荒い呼吸で苦しそうにしているなら、まず涼しいところで休ませ水を飲ませ、全身に水をかけて冷やしすぐに病院に来てください。
犬の場合は発症すると非常に死亡率が高い病気です。
咽頭浮腫
この病気も熱中症と同様に暑さに関連して発症しますが、とくに短頭種(パグ、ブルドッグ、
シーズー、チワワ、ポメラニアンなどの鼻先の短い犬種)に多く見られる病気です。
もともと呼吸音が大きい犬は特に注意が必要です。
犬は体の熱を呼吸で下げますが、このときにのどにかかる負担により軟口蓋(人で言うのどちんこ)がはれて窒息します。
一生懸命に呼吸しようとしているのに、詰まったような呼吸音で舌の色が青くなっていたりするなら、全身とくにのどを冷やしながらすぐ病院に来てください。
椎間板ヘルニア
骨折
膝蓋骨脱臼
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